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PowerMacintoshG3(B&W)を改造する その1
Macintoshチューン第四弾!!
最後にして、最強?のYosemite(G3/1.1Ghz)チューン!
なんと、とうとう、ついに!MacintoshBlue&White(Yosemite:ヨセミテ)のCPU交換を行うこととなりました。 (商売とはまったく関係ないのですが、、、)CPUは、なんと、”PowerLogix PowerForce G3 ZIF 1.1GHz/1MB750GX”です。 普通で考えると、G4・1GHzと行きたいところなのですが、個人的には、あくまでOS9での使用が目的なので、 出来るだけ高クロック&高FSBの750GX(G3)が最適!っと考えました。っで、計算上は、現在使用中の”XLR8 Mach Speed G3 ZIF 500MHz(550MHzにて使用)”の2倍以上(2ndCashがCPUと同速の為)の速度となります。まあ、細かいことは、さておいて、早速作業に 掛かります。ちなみに、ベース(現状)は下記のとおりです。
CPU:XLR8 Mach Speed G3 ZIF 500MHz(550MHzにて使用)オリジナルは、G3/300
Memory:512MB(128MB ECC付き x 4枚)
HD:IBM 20GB(ATA66)
Video:ATI RADEON7000 PCI
ATA:Acard ATA66カード
では、早速CPU(MachSpeedG3)の取り外しに掛かります。こんなかんじ↓で使用しています。 オーバークロック(50Mhzアップ)もあり、6cmのファンをつけています。(ネジ2箇所しかしていないので不安定!)
CPUの情報はこのとおり↓(今は無きNewerTechのGaugePROをしつこく使っております。っが、それもお別れ、後で分かります) 温度も54℃と、ちょっぴり熱めですが、かれこれ2年くらいの付き合い!(なお、MemoryPerformanceもよく見ておいてください!)
で、CPUの交換です!ってことで、いきなりはずしちゃいました。 上が、XLR8 Mach Speed ZIF G3/500,下が、PowerLogix PowerForce G3 ZIF 1.1GHz/1MB 750GX です。 PowerForceG3ですが、2ndCashが無い為、カード全体が小さくなっています。1MBのキャッシュの為かコアが大きいのですが、ちょっと期待できそうな!? なお、CPU周りにガードが無いPowerForceですが、CPUの周りには、無造作にシリコン?が貼り付けられています。でも、よく見ると既にコア欠け!!!
なお、遅ればせながら、PowerLogix PowerForce G3 ZIF 1.1GHzの外箱と、添付品の紹介! 外装ペラペラです。筒状のパッケージの中身は、普通の白い箱です。
っで、添付の注意書き2枚です。ちなみに、それ以外は、シリコン(袋詰:コンビニのしょうゆ状)だけ!説明書もドライバーCD/FDありません! DLしろ!てこと!?ちなみにこの紙には、CPU装着時は、”ケースを開けっ放しで使うと壊れるよ!?”って意味のことが書いてあるような?無いような!?
もう一枚はコレ↓”爪を伸ばして使え!”ってこと?(私は、英検4級です(自慢?!な訳無いでしょ!)訳を信用しないように!!)気になる方は、よく読んでね!
さて、セコイ(失礼!)箱と、付属品(無いじゃん)の紹介はさておき、本体(CPU)カードの紹介です。写真をクリックすると拡大します!!
さらに、CPUのアップ写真です。(読み図らいのですが、”PCC750GX”の文字が!でも、クロック数らしきものがあるような?無いような?) 実はあまり詳しくないのですが、まあ、どの道最高1.1Ghz(11倍)までなので、あまり気にしないでおきましょう!
っで、写真がありませんが、CPU交換しました!!っが、Appleシステム・プロフィールでは、 ”マシン速度:300MHz”って表示されています!!でも、よく見てみると!”バックサイドL2キャッシュ:1MB"の表示が!!!
っで、我が愛しのGaugePRO(右)で見てみると、"299.2Mhz”って表示してるじゃないですか!”キャッシュも256Kって!”こっちもエラー!ってことで、三行半! そこで、純正品?の最新CPU Director Ver1.56(左)をDLして入れてみると!何故か"800Mhz”の文字が!!!メモリー速度が”110Mhz!" ちなみに、XLR8 G3/500装着時から、PowerLogixのドライバー(Ver1.5)を使用しており、とりあえずは、CPU交換だけで動かしました。
ってことで、"PLL"なる項目を変更し、1.1Ghzで駆動させちゃいました。メモリー速度が”120Mhz"に!!ちなみに、周知の事実?ですが、 CPU速度は使用中に変更可能です。(但し、1.1Ghz(11倍)が最大ですので、これ以上のクロックアップは無理!?) 再起動後もその設定(倍率)を使用する場合は、"Set PLL Restart"にクリックを入れましょう!
ということで、早速ベンチマークの報告をします。まず、最初に断っておきますが、 今回は常用環境でのCPU交換(ドライバー一部入れ替え)のみでベンチを測定していますので、一般的なベンチ結果より悪い数値となっております。あくまで参考とお考えください。
測定環境下は6パターン用意しました。ドライバーの新旧による違いも考慮して、新旧ドライバーを使用
CPU
ドライバ
備考
1・B&W_G3/1.1(PL_New)
G3 1.1GHz(1.1Ghz駆動)
/1MB:1.1Ghz
CPU Director15f6
手動により設定
2・B&W_G3/800(PL_New)
G3 800GHz(800Mhz駆動)
/1MB:800Mhz
自動設定(初期値)
3・B&W_G3/550(PL_New)
G3 550GHz(550Mhz駆動)
/1MB550Ghz
手動により設定
4・B&W_G3/1.1(PL_Old)
G3 1.1GHz(1.1Ghz駆動)
/1MB:1.1Ghz
CPU Director15
手動により設定
4・B&W_G3/800(PL_Old)
G3 800GHz(800Mhz駆動)
/1MB:800Mhz
自動設定(初期値)
4・B&W_G3/550(XLR8_Old)
G3 550GHz(550Mhz駆動)
/1MB220Mhz
2ndCash2/5駆動
CPU部門:さすが、1.1Ghzです。ドライバー間(新旧)の違いはごく僅かで誤差範囲ですが、 どちらももう少しで、スコアが3000に到達します。多分、設定をぴっちりして、システム軽くしたら、3000オーバーも夢じゃないかも? ちょっと気になるのは、550対決?やはり、CPUの設計も新しく、2ndCashもオンダイ(実装)されている、 PL(750GX)の方が、5%ほど速いようです。でもあまり差が無いような、、、、とにかく、1.1Ghz駆動は、 550Mhz駆動の1.85倍って数値を出しております。まあ、良しとしましょう!(でも、何で2倍じゃないの?)
FPU部門:こちらもおおむね速度どおりの結果となっております。 (まあ、FPUの方が、クロック速度通りの数値を示しているようですが)ちょっと注目するところとしては、 またもや、550対決!2ndCashの速度差が余りありません。まあ、FPU(浮動小数点)処理は、キャッシュ速度に左右にされない?! ってことでしょうか?
ディスク部門:まあ、ここは、こんな感じでしょう!物理的にHDの速度には限界がありますからね!
ビデオ部門:画面領域・色数等にばらつきがありますので、ここは参考程度にお願いします。 でも、なぜか、クロックがあがると、スコアは悪くなります。原因は、下を見てください!
ビデオ部門(詳細1):ここは、CPU速度通りの結果です。但し、B&Wっていうシステムだけを見てください。
ビデオ部門(詳細2):ビデオの成績が割る原因は、ここにあります。"CopyBits"なるテストがCPUがあがるたびにことごとく悪い数値となっています。
まあ、こんな感じで、”最後で、最強のYosemite”は出来上がりました!! まあ、これでもうしばらく(いや永遠!?)に使えそうです。ちなみに、OSXもインストールしましたが、なかなかいい感じですね! 機会があれば、アップします。おしまい
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